シアトル旅行記(前編)

5月1日(土)

出発。

いつものように出発前はドタバタ。寝たのは午前3時だし。直前までOHPの制作をしているし。旅行用意は当日だったし。

それでもなんとかいつものように出発。

教授とたれぱんだ2匹といっしょに、海を渡るのだ。一年ぶりのアメリカなので、とてもうれしい。

あまり寝ていないので、飛行機の中では機内食を食べた後、すぐに熟睡。やってる映画もStep Momなんてゆー、あまり興味を持てないものだったし…。まあ、ポートランド-福岡というマイナー路線なので、あまり文句は言えない。関空や成田まで行かずにすむのは有り難いし、マイナー路線なので、ゴールデンウィークにも関わらず税関などのチェックがスムーズで、よかったよかった。(成田、関空はものすごい混雑であるに違いない。)

で、ポートランドには昼近くに到着。できたばかりの大きくてきれいな空港だ。やはりアメリカの空港はとにかく広い。

久しぶりに来たなぁ。この広くて、ゆったりとした国に、と思う。

何しろ、空港内の通路に街路樹が植わっているのだ。本当に。いや、マジで。

懐かしいアメリカのコーヒーを早速飲む。カプチーノははずせないよね。やっぱ。

で、ドメスティックでシアトルへ。

だんだん空の雲行きが怪しい。小さな雨が降り始める。天気予報では晴れなのに…。いつものごとくの雨なのか。

で、シアトルについたとたんに、皮のコートの必要に迫られる。思いの外寒いのだ。多分寒いだろうと思っていたのだが予想を越える寒さである。

ホテルにチェックインしたとたん、私は眠り込む。飛行機の中で寝るのは私にとって睡眠ではないのだ。しかし、教授はとにかく元気。ひとりで、ダウンタウンに冒険にでかけて、アメリカではかかせないアイテムであるダイエットコーク6本組とカップヌードルを買い込んできている。

海を越えたたれぱんだである。

 

毎日ベットサイドをちゃっかり巣にしていたのだ。

 

 

マーケットプレイス

 

 

マーケットプレイス内の魚屋さん

 

 

 

で、その後二人で、食事にでかける。

シアトルはかなり坂の多い街だ。海に面しているので、吹き付ける風がめちゃめちゃ冷たい。ダウンタウンの道幅が結構狭く、まるで日本のようだと思ってしまう。(日本よりははるかに大きいです。)

そして、シアトルのひとはなんと信号を守るのである。!!!(アメリカ人は普通信号にお構いなしである。(爆))まるで日本のようだよね〜と変な感想を持ちながら、適当なレストランをさがす。

観光用のマーケットには、名産であるシーフードが並ぶ魚屋が大規模にある。アメリカでは非常に珍しい光景であるが、日本人の私にはただの魚屋さん(笑)。おじさんたちが声を張り上げてパフォーマンスするのも、やっぱりただの魚屋さん。ここもなんか日本のようだよね〜。

ガイドブックで目星をつけていたレストランが見つからずに手近な場所にはいる。ラッキーなことに海の見える窓際。

牡蠣とタンジネスクラブ(シアトル近海でとれる蟹)を堪能。ただ、どうしてアメリカ人は美味しい海産物を溶かしバターで食べるのだろう…。お醤油がほしいよお〜←日本人っす。やっぱ、私。

 帰りにデパートメントストアで化粧品(ファンデーションを購入)。ホテルに持って帰っみたら中身がはいっていない…(おーまいごーしゅ(ToT)

こんなことにめげていては新大陸では生きていけないのだ。とにかく、言うべきときはクレームをつける!これ。大切。

地上35階にあるプールに出かける。でも寒いのでほとんどジャグジーバスにつかっている。ああ、このままだと、時差ボケひどいだろな〜

5月2日(日)

時差ボケのために午前3時ごろ目をさまし、それからとにかく眠れない。お腹がすいて、すいて。ふえーんな状態である。蟹はおいしかったけど、牡蠣もおいしかったけど。お腹すいたよぉ。教授はしっかりと寝ているし、一応向こうは月曜日からは仕事なので邪魔できない。暗闇のなかで息をひそめてたれぱんだと遊んだり、明るくなったところで、持ってきた唐沢なをきの「怪獣王」を読んだり。

7時になったところで、教授をたたきおこして、カップヌードルを早速食べる。なんか、ものすごく、侘びしいんですけど?

本日は一応日曜日なので、教授も観光が可能である。早速、美術館に出かけることにする。シアトルの美術館は西海岸ではアジア関連の充実が最も高い、となっている。入り口に大きな鉄製の働くおじさん像があるので有名。

まあ、私たちは何処に行っても美術館に行くことにしている。

思ったより近代的な美術館。で、結論として言えば、アジア関連は年代を無視しており、なんとなく変。

どちらかというとシアトルの場合、近代美術のほうがいいし、街の画廊のほうがいいものを持っているようだ。

 

午後はピアーまでいき、アイバースとゆー有名所で昼食。本当は外のファーストフードのほうがおいしそうなのだが、いかんせん寒いので、外で歩きながら食べるのはちょっと。

海の街なので、クルーズにも出かけたいのだが、それも寒いので断念。とにかく、風が冷たくて寒いのだ。

 

昨日の中味の入っていない化粧品のクレームをつけにもう一度デパートメントストアに。ただ肌の色にあうものがなくて、結局何十分も待たされたあげく資生堂製品を買う羽目に。東洋人の肌には、資生堂なのよね〜っていわれる。そりゃそうかもしれないけどさ。そりゃそうなんだけどさ。でもさ、なんとなく、哀しい…。

それにしてもアフロアメリカンのおいちゃん店員は要領が本当に悪い。売る気があるのだろうか……?ひとはよさそうなのだが。

結局その日もプールでジャグジー。

しかし。とにかく寒い。

 

シアトル美術館前

 

  

くまさんの大きな像のある玩具屋さん。

後編につづく