札幌一日目ー到着と北大キャンパス

広いホテルの室内で記念写真

お盆を過ぎて、2週間、夏の前半を取り戻すかのように、福岡は暑かった。
ニュースでは、高校や中学で熱中症でバタバタとオコサマが倒れるほどに。
暑さには結構強いはずの私でも、分厚い濡れた毛布にくるまっているかのような湿気にはたまらず、夏の終わりを願う状態。パソコンの前に座れば、たとえクーラーを入れていても30℃くらい。もともとない思考能力は最低ラインまで低下。

で、そこでの北海道旅行。もう、嬉しくて嬉しくて。なんなら、夏中ずっと北海道に滞在したいくらいだよ。ホント。


で、以前札幌でお世話になった司葉さんに「札幌に行きます。お食事でもごいっしょに」とメールをすると、お忙しい中を一日つき合って下さるとのご返事。しかし、そのメールの中には、「いやー札幌も結構暑いですよ。27℃くらいになるときも」と。それは、福岡の「最低気温」(涙)。しかも、ぴったりと風の止まった凪の状態で…。

ということで、札幌の最低気温は16℃くらい。暑い暑いとわめいている状態ではどのような洋服を持っていけばいいのかさえ予想不可能。おとものたれぱんだをしっかりと荷物の中に入れ、酷暑の福岡を後にしたのである。

広大な北大の施設案内板


白樺だ。

飛行機から降り立てば、街は涼しい風につつまれている。
ああ、そうだよなあ、もう秋が来ているんだ、と。少し冷たい雨さえ降っている。
半袖姿の配偶者は通りを行く人々がすべて長袖なのにショックを受けたよう。(私は冷房避けのためにもともと真夏でも長袖)しきりに、半袖を着た人がいないと気にする。いや、誰も見ていないってば。

とはいえ、午前中は特に寒かったようで、秋物のスーツ姿がめだつ。
数人、半袖姿の人を見かけるが、すべて旅行者のよう。

まずは、ともかくホテルにチェックイン。駅の近くのホテルでもあり、きっと地下通路が繋がっているはずなのだが、方向音痴二人で地下街で迷うと遭難のおそれがあるので、とりあえず地上を急ぎ、札幌センチュリーロイヤルホテルへ。雨降っているから地下のほうがいいんだけどね。


今回はツアー利用のために、初日だけこの素敵なシティホテルへ宿泊。後は会議の場所の北大に近いビジネスホテルという段取りになっている。
センチュリーロイヤルホテルは早く着いたところ、広めのデラックスツインのほうにチェックインさせてくれた。なんか、一泊なのが惜しいような大きな部屋だ。さっそく恒例のたれぱんだ撮影会を始める。なにはなくともたれ撮影である。

今回、ちゃんと「とくたれ」がおともなのは、この子こそ、気象コントロールという必殺技を持っているからで。少々大きいサイズでありながら、かなりの旅行について行っている強者である。明日は開拓村など屋外散策が予定されているのだ。お願いだから天気を好転させてね。

チェックインして一休みしてから、昼食へ。適当に入ったところだけど、お昼の定食がボリュームがあってかなり美味しい。あじの開きがほっけほどの大きさがある。ほっけだともっと大きいらしい。北海道の食事は全体的にボリュームがある。

白樺とたれ。


クラーク博士とたれ。
首をしめられて苦しそう

それでお腹ごなしと配偶者の会議の下見をかねて、北大キャンパスへ。
涼しい風が吹く、緑の多いキャンパスがうらやましい。白樺を見つけては、写真を撮りまくる私。
それにしても北大キャンパスは広大だ。

胸像のクラーク像の前に行き、たれをもちつつ写真を撮る。道行くひとたちが見ていくので、たれを持っている配偶者はきまりわるそう。

「たれの為なら亭主も泣かす〜♪それがどうした、文句があるか〜♪」と歌っておく。「そりゃ、わいはたれモノや。たれを持ち歩くし、写真も撮る。」しかし残念ながら「あんた、撮りなはれ、サイトにアップしなはれ」とは言ってもらえなかった。

後はせっかくなのでホテルの広い部屋でごろごろ。東横インのほうはビジネスホテルなので今日だけのお楽しみである。連れてきた「たれ」たちもなんとなく生き生きしているように見える。暑い部屋で「たれている」のじゃなくて「だれている」ような状態だったので。

「もう、暑いマンションには帰りたくないでし」と言っているように見える。


夕方、同じ会議に出席する先輩(私にとっては)と待ち合わせ。美味しい北海の幸をいただきながら、いろいろとお話。はっと気づくと、3人で焼酎のボトルが開いていた。うーん、明日は開拓村なんかを歩かないといけないのだが…。さらに、センチュリーロイヤルの最上階の回るラウンジに行って、カクテルまで飲んじゃったよ。

あうう。初日から飲み過ぎてどうするんだよ>ヲイラ


たれたちは、その頃陰謀をめぐらしていた。


その2へ続く