初日

北の大地がヲレを呼ぶーってなことで北海道に行って来ました。ゴルコムメンバーにて。まあ、このメンツが揃えば、例え地の果てまで行こうともやることはいっしょのような気はするが。

さて出発の前の晩。すきあらば荷物に潜り込もうとするたれたちと格闘しつつ荷物を用意、なんとか荷物をひとつにまとめる。おともには、みかたれとでんたれ、と思っていたら、鉄壁のはずの防衛ラインをくぐってあさたれが参加。ということで、3匹のたれたちが参加だ。

まずは司葉さんよりの北海道の基礎知識を熟読した後、防寒対策ってことで、かなりの洋服類を詰める。行きの段階ですでに荷物はまんぱかりん状態。iPodとデジカメと携帯とその充電器がかなりの容積をとっちゃうしさ。

でもって、地下鉄の駅に行くと、朝もはよから「朝倉プリン」が売っているではないか。前に見つけてこれは少なくとも龍騎を見ている博士と司葉さんにはウケると思っていたのだ、だから人数分購入。ご丁寧に小さな牛乳瓶に生クリームといっしょに入ったプリンだから、重いし揺れるたびにかちゃかちゃというし。ウケをとるためなら努力は惜しまないらしい>ぢぶん

フライトはたかだか2時間。距離対費用で考えると本当に日本の航空運賃は高い。でも窓の下には牧場が広がる。ううむ、アレのどれかが度会牧場に違いない。拝み倒してマイレージを貰った甲斐があったというものだ。


博士の8たれとうちの3たれ。

私とチコリ総統の飛行機の到着時刻がほぼ同じなので、空港の到着ロビーで待ち合わせ。携帯があるから大丈夫と実にいい加減に決めていたので、なかなか不安。20分待つうちにチコリさんから携帯にはいる。「到着ロビーですけど、どこにいるんですか?」「私も到着ロビーです。魚の前です。」「私も魚の前です。」
北の大地に相応しく巨大な魚が泳ぐ水槽の前、ふたりしてすれ違っていたらしい。

それでも携帯のおかげで無事合流。半年ぶりの再会を喜びつつ、ネット話に花が咲かせつつ、後のメンバーが待つ札幌駅へ。連絡によれば、すでに北海道大学などを一巡りしている模様。
で、初対面でお世話になってしまう司葉さんにご挨拶。すでに朝倉プリンの話しは伝わっているらしく、これで自己紹介もいらない特撮モノの証明。


駅構内では、番長がすでに戦利品を見せてくれる。なんだかかわいくて手触りのいい猫のぬいぐるみとか、ジブリ黒猫アイピローとか…。でも、それがただの前哨戦であったことを、また自分も似たようなことをしてしまうことを、その時点では神ならぬ身、知るよしもなかったのだ!でも、予測はつきそうだよね。 とほほ。

で、ホテルの部屋で、プリンを食べつつ歓談。博士の「プルプルするんだよ!」等のギャグが炸裂して、まずは一笑い。龍騎を毎週見ていないメンバーでも、プリンのお味は好評だったようで、よかったよかった。

それに混じっている、番長のグッズ

その後、数時間にわたり、私と総統の部屋でお話。まあ、2ちゃんねるから国際情勢まで、「肢体洗い」とロリとがどちらがマイノリティなのかという考察等、多岐に渡る内容は、いつものこと。話しているとついつい時間を忘れてしまうが、そろそろお腹もよいスキ加減なので、夕食へ。その前にちゃんと本屋に寄ってくのが我々だ。

財布を忘れた番長が、博士によりそいつつ、「ね、これ買って」と桜団子を指さす。ううむ、絵になる光景………でわなさそう…。でも今から食事をしようというのに、両名とも甘いモノ食べて大丈夫なのか?

そこで、司葉さんから、ぽんと袋を手渡される。中身はなんと、「すあま」である。関西から九州ではほとんど見ることができない伝説の御菓子「すあま」!
たれものならば、いつかはこれを食さねば、というあこがれの「すあま」である。素晴らしい。つれてきた3たれは幸福ものじゃ。

ここで司葉さんの相方さんのねこまさんと合流し、丸亀屋札幌駅前店に。
偶然だがここの店の件は今年の8月に札幌に行った教授からも聞いていた処だ。丸亀屋自体は全国チェーンなのだが、福岡にあるのと、札幌にあるのとはまったく別の店といってもいいくらい、とのこと。玄関に入ったところで、秋刀魚の刺身の表示に、もう(^u^)。天高く、馬どころかこちらが肥える秋だ。

ゴルコムご一行様の立て看板や、箸袋やビールのラベルに印刷されたわが世界征服をたくらむ悪の秘密結社名に大笑いしつつも、我々の目は中央の巨大なタラバガニに注がれる。さしもの喋りまくる征服者たちも、沈黙の艦隊と化して、食べまくる。「美味しいね」しか言葉がでないんだもん。

しかし、それに止まらず、料理は怒濤のように運ばれてくる。しかも、海鮮焼きそばなんかが途中に運ばれるもんだから、さしものブラックホールな我々の胃もさっさと満腹に。ううむ、やはり北海道おそるべし。

ということで、札幌の夜は更けるのであった。

その2へつづく