赤レンガ旧道庁

二日目

朝、ハリケンジャーと龍騎はちゃんと見よう、というお約束のもとに、7時には目を覚ましシャワーを浴びる。身を清め、正座して見るべし。
ということで、まだ眠そうなチコリさんを無理矢理のように起こして、いっしょに日曜朝の特撮タイムを堪能。

ハリケンのウェンディーヌ様が、ちょっと崩しすぎていて、ひく。
いや、普段はもうちょっとかっこいいのです。と言い訳。
鷹介と兄者の棒読みぜりふにチコリ総統が笑い転げている…。
まあ、この程度の棒読みは許容範囲なのです。とさらに言い訳。

龍騎のほうは、話しをすすめるのにいっぱいいっぱいか。戦闘シーンと話しとが絡まないのが、私は不満。てゆーか、戦闘シーン少なすぎ。←5歳児なみのメンタリティ
ダブルサバイブは格好いいがザコ敵に使うのはもったいないだろう。蓮のサバイブファイナルベントを見て真似した真司の負けず嫌いさん。


朝食を軽く済ませた後、博士や番長たちと合流。ギャラクシーエンジェルを見た後、通販番組に全員でつっこんで遊ぶ。多分、このメンツだと世界中どこでも、こういう事をしそうだ。
まあ、海外通販って、本当にこういうのを買う勇気のある人間がいるのか?と思うほどにウソっぽさが見事なのだが。

さんざん、笑い転げたのちに、ロビーに11時に集合。
まずは、普通に観光スポットということで、「赤レンガ庁舎」こと旧道庁、北海道立文書館へ。アメリカネオバロック形式のゆかしい建物だが、見学は無料とのこと。素晴らしいなあ。
赤いレンガとグリーンの屋根の色合いが非常に美しく、私はひとりで写真を撮りまくる。もちろん、連れて行ったあさたれも活躍。いつものことだが、本当に元気に働くたれだ。あざらしの剥製にもものともせずにかぶりつくしさ。



あざらしと遊ぶあさたれ




少しだけ紅葉している赤レンガの周りの池



赤レンガの門




観光用の馬車

ラベンダーの花壇に潜入

その後大通り公園まで行き、念願のとうもろこしとポテトの盛り合わせをいただく。ううむ、札幌が舞台のテレビドラマなんかで有名なヤツでしねー。分け前にありつこうとする鳩をかわしつつ、堪能する。さすが北海道のポテトは味が違うのにゃ。

で、ここでガメラ2のロケ地をいろいろと教えて貰う。映画で予習済みの風景が、目の前に広がって。ううむ、ガメラが飛んでないのと草体が撤去されているのが、ちょっと残念。来年には草体を栽培しておいてくださいね!

この普通のビルに向かってデジカメをパチパチしている一行は何者?という地元のひとの冷たい目にめげる我々でわない。これはすでに博士のところで詳しい解説があるので、そちらのほうへ。



大通り公園
その後、いろいろとオタ系ショップを回っていたのだが、「ジェイソンX」フィギュアを買っちゃう博士を笑っていたら、穴は二つどころか無限にあったらしく、パルコの「大人のためのバービー展」で、コレクタブルバービーを2体をお供にしてしまう。番長も同じく2体連れていたので、私だけじゃないのが、とても心強い←そういう問題だろうか。
でも、誘惑な表情と美しい髪の毛には誰しも惹かれるよね。ね。

と、いささか問題があるかもしれないショッピングを終えた後に、いきあたりばったりでお寿司屋さんに。ランチタイムのちらし寿司がめちゃめちゃ美味しい。イクラにぼたんエビに蟹に、と新鮮な海の幸がどっさり。いっしょにみんなで回しのみした日本酒もとても美味しくて。
私はここで「ホヤ」を初体験。話しには聞いていたが、なるほど珍味で、日本酒の肴によくあう。

その後、まだまだお腹の空きがあるらしい番長をラーメン屋に残し、残りのメンバーは喫茶店へ。私はコーヒーだけで十分ですよ、と思っていたのだが、いっしょの席でまるさんにモンブランケーキを勧められ、少しだけトライ。しかし、これも大きさが半端ではないのだ。
まるさんと二人でもてあましていると、そこへラーメンを食べ終えあらわれた番長がちゃんと食べてくれた。ううむ、こういう時は頼もしい、ほれぼれするような食欲である。

その後2,3のショップを歩いた後に、夕飯は札幌ビール園に。
こういう状態で果たして夕食が入るのか、と危惧していたのだが、結構歩いたために大丈夫入るようだ。まあ、工場直送の生ビールをいただけば、自然と食欲のほうも全開になるわけで。
ジンギスカン鍋なのだが、最初にやっぱり多量のタラバガニが…。沈黙ターーーイム開始。

隣に座っていた司葉さんに「道民はカニはどこでもあるので、そんなに好きではないのです。」とつぶやかれる。ううーむばちあたりもーん。甲殻類好きの私には信じられないお言葉である。
でも確かに、どこでもカニは前菜代わりなんだろうなあ。

ジンギスカン鍋も大変美味しい。お肉そのものも美味しいが、その脂をすったタマネギが絶品なのだ。かなり辛めだが、その刺激が脂っこさを中和してくれる。そして、相乗効果でビールをさらに美味しくする。いや、本当に堪能しましたです。

しかし、あらかじめ注意されていたけれど、さすがに残った匂いは凄まじく、着ていた洋服をボストンに詰めるのさえはばかられるような感じ。ここらへんもさすが本場という感じだ。でも美味しかったので、気にしなーい気にしなーい(大威張り)。

その3へつづく