フェアモント・ル・シャトー・フロントナック(Fairmont Le Chateau Frontenac)とダルム広場(Place d'Armes)

街のシンボルの古城ホテル。こちらも1800年代に建築されたもの。フランスの古城を模したデザインだそうで、今も超高級ホテルとして営業している。まあ、この手の古城ホテルは眺めるだけにしておくのが、賢い庶民というもの。
ダルム広場の対面には、この美しい建物を見ながら美味しい朝食をいただけるレストランがあって、二日も通いました。

古城ホテルを中心としたきれいな街並み。

お姫様でも囚われていそうなクラシックな雰囲気。
古城の裏は、散歩道のある公園。

シャトーの正門前はダルム広場。

ダルム広場の中心にはイエズス会修道士の像が建っている。

ボリュームたっぷりの朝ご飯。6カナダドルくらい。



窓側の席からは古城ホテルがよく見える。
カナダらしくパンケーキにはメイプルシロップをつけ放題。美味しいです。

その他の旧市街の風景
旧市には古城だけじゃなく、クラシックな建物がたくさんある。そうかと思えば、パリの街角のように、絵を飾って売っている人もいるし。ふとした建物と建物の間にはえらく近代的なオブジェがあったり、と。


たくさん、教会があって、どれがどれだか。

市庁舎です。

トレゾール通りと呼ばれる小路。自作の絵を売っている。
パリみたい。

これも教会だということしかわからない。

こういう小さな路地が、好きだ。石造りの建物とあっている。

なにげなく置いてある近代オブジェ。

こちらも、建物と建物の間。

大砲のある街
ネイティブカナディアンやイヌイットが平和に暮らしていた土地なのに、フランスとイギリスがメンツ争いを繰り広げた古戦場。その結果フランスが大敗。フランス系の住民はそのまま不遇をかこつことになるのだけど…。1967年の「静かなる革命」で、フランス文化への誇りをとりもどし、ケベック州はフランス文化圏となりました、めでたしめでたし。ということらしい。いろいろとつらい歴史はあるわけだ。
だが今、数々の大砲が残るのみ。歴史の資産は大事な観光資源となっている。


もともと砦だったために、各所に大砲が装備されセント・ローレンス川を睨んでいる。


ちょっとした公園にも大砲。

これは歴史博物館の前。

あさたれ」と大砲。

「とくたれ」と大砲。


その4に続く