フニキュラー(Funiclar)
ロウワータウンは旧市街から見ると崖下にあたる。急な坂道と階段で結ばれてはいるけれど、もっと楽をするためにはフニキュラーと呼ばれるケーブルカーを使えばいい。私が行った当時で片道1.5カナダドル。(特に、帰りの登り方向では、ありがたみが実感する。)

ダルム広場から見るセント・ローレンス川を望む。

で、そのセント・ローレンス川を下に見ながらフニキュラーに乗ります。

これはもちろん、写真の撮り方のせいだけど、
かなり勾配が急なのは確か。

フニキュラーを降りると、プチ・シャンプラン地区の入口。小洒落たショップやレストランが並ぶ。

ロウワータウン(Lower Town)
太陽王ルイ14世の胸像が飾られたロワイヤル広場が中心。英国の攻撃から逃げ切れたことを記念した「勝利のノートルダム教会」には見学の小学生(?)がいっぱい。昔の商家はすべて土産物屋やブティック、画廊に変わっている。


さらにプチ・シャンプラン地区。

ロワイヤル広場と勝利のノートルダム教会が街の中心。。

プチ・モンシャラン地区のお店。人形もよくみかけました。

巨大なフレスコ画。遠くから見ても大変目立つ。

これは別のロウワータウンの広場

春だというのに紅く染まっているもみじ。
カナダらしい、というか…。

ケベックシティ食べ歩き
世界遺産に登録された旧市街はもとより、とにかく街のいたるところに洒落たレストランが並んでいる。なにしろ目の前のセントローレンス川で捕れる魚貝と、農産国家カナダの肉類、野菜類。こういった極上の素材の上に、フランス文化によってもたらされた料理技術。確かに他の北米大陸の都市とはひと味もふた味も違うかも。
名物のクレープも美味しいし、ロブスターを使った料理も洗練されたお味。
でも一番美味しかったのは、地ビールを飲ませるパブで食べたフランスパンに辛いソーセージを挟んだホットドック。昼間っからネイビーが黒ビール飲んでたけど、まあ、気持ちはわかるにゃ。我々も当然地ビールは飲んだし。
フランス文化圏でありながら、ワイナリーをみかけなかったのは、厳寒の気候のせいかもしれない。


ロブスターの美味しかったレストラン。
日本語を勉強しているというウェイターさんが話しかけてきた。

コーヒーだけはアメリカン。

カナダで今流行のホットドック。ソーセージが大きい。

ランチの前菜にパテが出てたフランス風のお店。

ゆっくりとしたケベックシティの時間に身を委ねるのが名残おしいけれど、さて旅も終わり。
でも、戻るのがまた大変。ケベックシティからトロント経由で成田、それから福岡へ。全部で飛行時間が17時間。トロントで飛行機が2時間遅れたので、飛行機にお閉じこめられた時間が全部で19時間、待ち時間もいれればほぼまる一日24時間をかけて帰ることになった。

おまけに成田空港で、乗り換え時間も短いためにロストバゲッジ。成田-福岡便に乗り損ねそうになり、全日空の職員さんとともに、成田空港の中を走る羽目に…。海外旅行ではロストバゲッジはありがちなことだけど、かなりのバッドタイミング。まあ、間に合ったからいいけど…。焦りながらいっしょに走ってくれたミニスカートの職員さん、ありがとう。

ロストした荷物も、数日後には福岡に届いたし。(モバイルコンピュータの電源を入れ込んでいたので、慌てていた。)なんとか無事戻ることができました。



終わり

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