下界に降りても震える足をなだめつつ、今度はオルセー美術館へと。 |
オルセー美術館外観 |
内部の吹き抜け。 |
中に入ると、巨大な吹き抜け。鉄道のプラットホームを模した半透明のガラスの天井から柔らかな光が差し込んでいる。そこに無数の彫刻や絵がレイアウトされている。 クールベ、マネ、モロー、モネ、ミレー、コロー。ため息もの。 |
館内には遠足らしき子供たち(中学生か高校生くらい?)も群れをなしている。 |
カバネルの「ビーナス誕生」と |
ガラスの床の下にパリ市内のミニチュア |
館内の構造はかなり複雑で、迷路のようになっている。で、恒例の道を聞かれイベントが…。アメリカ人らしい老婦人から呼び止められる。出口がわからなくなっているらしい。
それにしても、また今回も。街で必ず道を聞かれる性質ってどこから来るのだろう。 館内を見回ったところで、疲れもでて、館内のカフェで一休み。カフェクレーム(カフェ=オーレのこと)とフルーツタルト。ちょいと甘いが、疲れはとれる。 |
建物の上にでて、側のセーヌ川などをみつつカメラタイム。この日はお天気もかなり良好。セーヌ川にはたくさんの観光船がいったりきたりしている。日本もゴールデンウィークだけど、こっちも春の行楽シーズンということらしい。 オルセー美術館が日本人好みの印象派がたくさんあるから、日本人観光客が一番たくさんいるかもしれない。 |
セーヌ川の岸辺をのぞむ。 |
最上階の時計を裏から見る。 |
夕飯は、午前中に見ておいたスーパーとその近くのパン屋さんでワイン等を買い込み。
パン屋さんはデリも兼ねていて、美味しそうなお総菜がいっぱい。しかし、これを小さなカップにつめてください、というのが、なかなかわからない。手振り身振り、英語と気合いとで、なんとか伝える。(後から分かるのだが、「ぷちばすけっと、しるぶぷれ」と言えばよいのだ。) 大きめのバックを持って、ロビーをそっと通るようにしているが、パンはやっぱり長いしなあ…と、いささか人目が気になる。といっても、部屋で食べる楽しさを知ると、高いばかりで気詰まりなレストランからは足が遠ざかるし。 この日買ったお総菜の「タブレ」を私は大変気に入る。「タブレ」というのはアラビア語でサラダの総称らしいが、フランスの場合、タブレオリエンタル(東洋風サラダ)、つまり北アフリカ特産のパスタ「クスクス」を野菜と混ぜたサラダのことを指し示すらしい。 |
時計を透かしてルーブル美術館が見える |
アラブの影響の色濃いフランスではかなりよく食べられているらしい。特に自分でクスクスを買ってきてゆでて食べるのが、一番安上がりなのだそうだ。 |
展示室。ゴッホがいっぱいあった。 |