三日目(前半 権力という名のジャクソン・スクエア)
まだ、ジェットラグで朝早くに目が覚める。まあ、このジェットラグの影響が終わる頃、日本に帰る羽目になるけれど。 |
朝が早いので、人通りがまだ少ない。 向こう側はルイジアナ最高裁判所 |
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通りには柳の木の並木。 これも優雅なアイアンレースによく似合う。 |
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フレンチクォーターの特色はアイアンレース(鉄のレース飾り)と呼ばれる華美なデコレーションで飾られたバルコニーをもつ優雅なヴィクトリア調スタイルの建物。
バルコニーには花々が飾られ、重々しい鉄の扉の向こう側には、緑したたるパティオ(内庭)が拡がる。建物だけを見ながら歩いていても楽しいが、その中味も楽しい。 センスのいい画廊、ニューオリンズの街中を撮したアートな写真館、きらびやかなアンティークショップ、オリジナルデザインのアクセサリーを置いた宝飾店。街全体がアーティスティックだ。まだ時間的には、どこのお店も開いていないが…ショーウィンドウを覗くだけでも楽しい。 |
おともにはちゅうたれくん。明るい日差しが、私自身には眩しいが、写真を撮るのには非常に適している。だから、ジャクソン広場へ。ここは第七代大統領アンドリュー・ジャクソンの馬に乗った銅像がおかれているフレンチクォーターの中心。 |
ジャクソン広場の入口。 スペイン植民地の都であったことが書いてある。 昔は、Plaza et ARMAS 中心の広場ってところかな。
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広場のまわりには カフェがや土産物屋が取り囲むように |
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第7代大統領アンドリュー・ジャクソンの銅像は馬にまたがっていて、大変格好良い。
貧民出身で、文字が書けず、「OK」という言葉は彼がAll rightの綴りがわからなかったためのミスから、できたという逸話のある人物。 アメリカ人好みの立身出世物語。剛胆な大統領だが…。 彼は黒人奴隷の弾圧し、また先住民強制移住法を制定したということで悪名も高い。 どうして、そういう人物の銅像が建っているのか、外国人にはちょっと理解に苦しむところだ。 |