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9.総統閣下とデート-ダビンチ博物館その他
スフォルツア城からレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館まで地図上で見ればそれほどの距離ではないので、徒歩で行くことに。ミラノは暑いけれど、日陰に入れば過ごしにくいことはないから。途中、日本アニメの世界における影響や、WikipediaでHentaiという言葉を検索すると何がでてくるか、などなど。ファッションの都ミラノで語るには相応しき話題(笑)かと。っつーか、何処へ行くのだ世界の日本アニメファン?。などとバカ話に興じながらも、真夏のミラノはやはりしんどい。
途中で暑さに負けて、イタリア名物ジェラードを賞味。大きいけれど、あまり味がしつこくないジェラードは夏にぴったり。(前日、デュオーモ広場でジェラードは食べたけれど、普通のアイスクリームでがっかりしていたので。)


レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館(Museo Nazionale della Scienza e dellaTecologia Leonald da vinci)
ダ・ヴィンチ生誕500年を記念して作られた博物館。科学技術や鉄道館といったものが中心。教育施設でもある様子。でも、くたくたになって辿り着いた私たちが最初に探したのはカフェ。カフェで、水の補給をして、やっと人心地。(気付いたら、もとは修道院という国立科学技術博物館の外観を撮影していませんでした。)

博物館の中は人もまばら。たれ写真を撮影するには絶好の舞台(笑)。
ただ、ダ・ヴィンチの制作物の模型などがあるはずですが、何故か辿り着かず。一日歩いているので、そろそろ疲れがでています。


多分鉄道かなにかの機械?

こちらも鉄道?。


地下一室を使った炭坑の模型ですね。

異様な雰囲気にちゅうちゃんも緊張


プリミティブな自転車。
絵にありますよね。こういうの。

こちらもクラシックなオートバイ


クラシックカーですね。

馬車の馬さんと交渉中

お馬さん、ぱかぱかでしー。

その後、配偶者と合流して、夜のブレラ地区でお食事を、ということになりました。ブレラ絵画館の近くは石畳の細いとおりにブティックや手頃なレストランが建ち並ぶ「おしゃれ地区」になっているとか。手頃なレストランに入り、ワインのセレクションはもちろんチコリさんにお願いして…。イタリアワインを堪能しました。なんだか飲み過ぎて、最後にチーズの盛り合わせについていたジャムを食べて、「酔っぱらっているでしょ?」と言われたことだけを鮮明におぼえております。
食事をした後、酔い覚ましにブレラ地区を散策。金曜日の夜ということで、ブレラ地区はちょっとした縁日気分で、露天商が偽ブランドみたいなのを売ってました。おしゃれ地区なのか夏祭りなのかよくわからない場所です。

次の日またもう一度ブレラ絵画館を歩き、ついでにイタリアンブランドショップが軒を連ねているモンテナポレオーネに行きました。なんでも通常イタリアのお店は敬虔なカソリックとして日曜日は休みなんだそう。ブランドショップだけが観光客目当てに開いているのだって。配偶者殿はせっかくだからといってバーゲンで「ネクタイ」の買い物をしていましたが、私はこれはというものがなかった。(本当はチコリさんといっしょにエノテカ(ワインショップ)に行きたかったんだけど。)

何故かモンテナポレオーネの写真が一枚もありません(笑)。フォトジェニックなものがなかったのか…。綺麗で洗練された通りではあるのですが、ヴァンドーム広場ほどのインパクトがなくて。途中で映画俳優のような端正な美青年(ラテン系)とすれ違ったのだけを覚えてるんだが。まー写真撮るわけにゃ、いかないか。


これがミラノ中央駅。

歴史がありそうなたたずまいです。

駅の構内。ヨーロッパの駅はみんなこんな感じ。

さてヴェネチアに向かって行ってきまーす。


さんざんミラノの街を歩いた後、チコリさんを送りついでに、ミラノ中央駅へ。チコリさんはジュネーブに、私たちはヴェネチア(ヴェニス)に向かいました。
ミラノ中央駅の広場には、その日のワールドカップ決勝戦を目当てに昼間っから人の群れ。ビールの空き缶、空き瓶が多量に落ちています。試合までは数時間あるのに、すでにみんな盛り上がり中。気合いのはいった応援ぶりです。
さあ、ミラノの凄まじい騒ぎは容易に想像できるので、ヴェネチアに逃げるぞ。(あっちも盛り上がってるだろうけどね。)