美味しいチーズでした。

オークランド4日目。今日は朝からワイナリーツアー。これも、会議のエクスカーションのひとつ。酒好き、ワイン好きの私たちは、ゴルフツアーをさけてワインツアーを選ぶ。(別名喰ってばっかりツアー。)ニュージーランド人の運転手さん(ガイド歴25年だそう)(こちらは英語のみ)と通訳として昨日の日本育ちの学生ガイドさんが同行。

ワイナリーに行く前に、まずはPuhoiという街でチーズ工場見学へ立ち寄る。ワインといっしょにチーズのほうがいいんだけど、まあ、贅沢は言えません。


チーズ工場(といっても小さな規模家内制手工業)ではチーズ製作の詳しい説明。我々が着いたのは午前中だったが、工場の行程はすべて終わり、菌が残らないように洗浄中の様子。

この工場では一日交替でホワイトカマンベールとブルーチーズの両方を作っているんだとか。だから二つの菌が混ざらないようにするのが大変。この「洗浄」行程が一番大事なんだそう…。

お話を聞きながら、ふと目の前を見ると、「試食」というにはあまりにも気前のいい量のチーズとクラッカーが、どうぞ食べてくださいと置いてある。


こ、これで二人分の量は多すぎでし!



チーズ工場の庭。鴨が泳いでいました。

チーズは大変にクリーミーでとても美味しい。シンプルに牛乳の風味がして…クセのないマイルドなお味。ここでアンゴラウサギの二の舞をしてはなるまいぞ。買い物をする時間を下さい、とガイドさんにお願いする。(そうじゃなかったら、さっさと出発しそうな雰囲気)

帰国後に食べたブルーチーズも最高だった。私はもともとブルーチーズは辛みが強いので苦手だったんだが、コクはあるのにイヤな感じがまったくなくて、目から鱗が落ちた感じ。

次は、同じくプホイの街で、有名な、まあ地元では有名なホテル&パブに立ち寄る。

ひどくのんびりした場所に、酒飲みで有名な主人が建てた小さなホテル&パブなのだが、名所になっているほど不思議な場所。

とにかく写真を見て頂くしかないが、壁という壁にものが溢れる様子はカオスというしかない。歴史と趣味との固まり。

宿屋つきの酒場なので、勝手に「踊る子馬亭」と命名。ビールも美味しかったし。


パブの看板。



外見は小さなバー。
地元の人たちが昼間からたむろしている


こちらはホテルのほうのテラス。
庭がちょっといい感じ。


店内はカオス状態。なんでもあります。

でもってビールを頂く。

チーズを頂いた後の後口に、ってことでもないんだろうが、せっかくのパブだからということでビールを一杯ずつ。

ただ運転手さんだけはさすがにパス。お酒は大好きなだけにちょっと可哀想。ニュージーランドも近頃は車が増えているので、規制が厳しくなり、飲酒運転にはかなり厳しい罰則がくるんだそうだ。

ところで、ニュージーランドは右側通行なので、ハンドル位置が日本と同じ。だから日本からの中古車が沢山輸入されているとのこと。日本語の表示をとりはずしていない車もたくさん走っていて、なかなか楽しい。


ちゅうたれもあきれてます。


その7に続く