5日目

次の日、遠出する元気もなくて、またもやフィラデルフィア美術館へ。
前日PHLASHが止まったサイドから入ったので、正面玄関から入ろうという話しになって、横側を回る。しかし、なんと昨日は何もなかったはずの正面玄関の巨大な前庭にはパーティの用意が始まっているらしく、中に入ることができない。
で、すごすごと戻ることに。超巨大な美術館。はっきりいってコレは結構つらい。

昨日半日はかけて見たんだから、めぼしいものだけをもう一度、なんて思ったら、かなり見落としはあった。なんて大きな美術館なんだ。

家具とか衣装などのコーナーも抜けていた。もっとも、ここら辺はまあ、好きずき、ってとこで。とりたてて珍しいものはない。

この日も美術館地下のカフェで昼食。サラダバーのメニューは毎日マイナーに変わるみたいで、小エビのサラダがなかったので教授は極めて不満そう。
でも気楽で美味しいのは昨日と同様。

ロダン美術館前(考える人のレプリカ)


地獄門レプリカ。
この写真のために(?)
神罰があたり転ぶ。

フィラデルフィア美術館を後にして、今度はロダン美術館があったので、ここにも入る。
正面玄関の前に「考える人」が据えてあるこじんまりとした美術館。入り口には地獄門(考える人はこれの一部であるらしい。)のレプリカ。

「ここでたれぱんだの写真を撮りたい!。そう旅の恥なんかかきすてさ。」と思ったところで、バランスを崩して、こける。大理石の階段はちょっと膝をついただけなのに、とんでもなく痛い。(人様からみれば、転ぶこと自体がイタイ。)あとから見たら、しっかり擦りむいて血もでてるし。

これも不遜なたれ写真をとろうとしたことを予見した神による罰?
うむ、神は全能にして偉大なり。神の預言の成就のためにも、ちゃんとたれ写真はとったけどね。

美術館の中にはカレーの市民だとか、有名なロダン彫刻がおいてある。(本物?)ロダン美術館はここのほかにも各地にあるそうだし。個人の所蔵の寄付によっているので、部屋はひとつだけ。こじんまりとしたいい感じの美術館ではある。


一応、美術館回りはこれで終わりにして、今度は博物館に行こうということになる。なにやら巨大な人体模型があって、心臓の血管を歩けるとか。おおミクロの決死圏

恐竜関連の特別展もやっているし。教授はひとりで、恐竜の口にたれを押し込んで写真を撮っている。おおたれ、気絶してたぞ。

中は結構展示も多いし、恐竜関連も充実している様子だったが…。どこまでいっても心臓の中を歩けるという人体模型がない。

結局のところ、ここではないらしくて…。(教授のガイドブックの読み間違い。)で、もう一件博物館に回る体力的な余裕がなかったので、このままホテルへ帰る。

転んだ足は痛むし、またしても、へとへとの状態。

おおたれ、恐竜の餌食に…
恐怖で気絶中



かめくんといっしょに
こちらも恐怖にひきつっているような

なので外に夕食に出る元気もなし。仕方がないのでルームサービスを頼む。

本当は教授はオールドタウンのほうに出かけたかったみたいなので、申し訳なかったのだが、こちらは体力が続かずダウン。

本当なら次の日に帰国するのでパッキングもしなくちゃなのだが、そのまま睡眠。教授はひとりでワインを飲んでいたみたいだ。すまん。

帰国日の朝、お昼からの便なので、パッキングは余裕。余裕。
教授は昨日のワインで少し二日酔い気味か…。

飛行機に乗り込み、あとはずーーーーーーと寝ているという状態で日本へ。機内上映の映画もほとんど見ず。
長いフライトは意識がないほうが楽だけど、よくも寝られるものだと自分でも感心。

終わり。