第十一章 はり〜・ぽったれとロンドン塔の幽霊

ロンドン塔
歴史の暗部や数々の忌まわしい伝説で有名なロンドン塔。監獄や処刑場であったことで、血塗られた世界史の舞台…、アン・ブーリンの幽霊が徘徊するということで、かなり期待して行ったロンドン塔ですが。結果から行ってしまうと、非常に美しいシステマティックな観光地でした。入口から出口まで、ことある事に土産物屋が並ぶその姿は、ディズニーランド的資本主義の王城。これじゃ、アン・ブーリンのようにシャイな亡霊は、逃げ出したくなるんじゃないかしらん、と要らぬ心配を…。


地下鉄を降りるとすぐに城の外観が見えます。

さすが、観光の目玉。観光客の行列ができていました。

そんなこんなで行列を並んで、やっと城の内部に突入。
ロンドンには珍しくとてもよいお天気。

こちらがかの有名な恐怖のホワイト・タワー。
ロンドン塔というと普通この塔がでてきます。

ここで拷問がったよん、ということでしょうか?

ちゅうたれが呆れてます。

ロンドン塔の前に立つ門番のおじさん

たれと写真を撮ってほしかったんですが、声をかけにくくくて…。他の日本の人が写真を撮ってもらっていたので、それに便乗(^^
だって、おじさん頑固そうで怖そうだったんだもん。

こちらとは友好関係を結ぶのに成功。

ロンドン塔内部
ロンドン塔と一口にいっても、ホワイトタワーだけではありません。もともとは要塞城なので、川に沿って、各年代の建物の集合体といった感じ。そのひとつひとつにいろんな展示物があります。
なかでも世界最大のカットダイヤモンド「偉大なアフリカの星(The Great Star of Africa)」が展示されているジュエルタワーは有名です。動く歩道に乗って宝石群の前を通るだけなので、残念ながら内部の撮影は不可。とはいえ、あれほどにセキュリティが甘い状態で展示してあるってことは、レプリカなのかなぁ…とも思うのですが、王釈に添えられたその輝きは確かに見事なものでした。
ホワイトタワーの内部は、武器その他剣呑なものの博物館。要塞だものなぁ。


ということで、銃が山のように展示されてます。

ピストルで輪を描かれてもなあ。

王が騎乗した馬。ずらりといます。さすが馬好きの国。

塔の隅のほうの通路に、ようやく亡霊がでそうな場所発見。
ちゅうたれは平然としてますが…夜は怖そう。

タワー・ブリッジ (Tower Bridge)
ロンドンといえばこの風景が出てくるタワー・ブリッジ。ロンドン名所のひとつで。ロンドン塔から間近に見ることができます。ロンドン塔にあわせたとかで、なかなかにクラシカルな美しい跳ね橋。


ロンドン塔のテムズに面した外壁の上から。

ヒースロー空港
さて、これで英国旅行も終わり。ロンドンはほんの駆け足で回るだけ…。次は湖水地方など英国の田舎に行ってみたいと思いました。
(ポンドが高くて、物価高なのが玉に疵かな…)

ヒースロー空港での待ち時間はかなりあったのですが…。オックスフォードでもロンドンでもパブに行くことができなかった我々は、空港にあるチェーン店のパブに入りました。
アーバンカラーのビールがコクがあって美味しい。


フィッシュ&チップス一人一人前は多すぎです。でも美味しかった。

いやー、ビール美味しいし。フィッシュ&チップスは大きい。ポテトの揚げ具合がなんともいえない…。…で、ここで飲み過ぎ食べ過ぎた挙げ句、搭乗の時間ぎりぎりになってしまいました。←おバカ
といったドジもありましたが、素敵な英国旅行でした。

終わり

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