6日目
この日はさすがに最後のバンケットを断ることにした。エクスカーションもなし。もう疲れはピーク。
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ひとりで近くのモールを彷徨う。モールはまさしくアメリカンスタイルで、大きなスーパーマーケットも入っている。 ゲームショップの前には大きなピカチュウの看板だとか、ベイグランストーリーの看板とか。こっちでもポケモン人気は高いらしい。 他のところでもピカチュウはたくさん見かけたし。小さい子はポケモンのTシャツ着ているし…。 ニンテンドーおそるべし。 |
歩き回って疲れたところで、ひとりでカフェにはいり、カフェ・カプチーノを注文する。注文くらいならフランス語にも対応できるようになったのだ(えへん)。 |
ラベンダーのシーズン。 モールの前庭にはラベンダーがいっぱい。 |
発音とか、そこらへんの問題だろうか?いつも悲しき外国語だ。仕方ないのでしおしおとウィンナコーヒーを飲む。 |
最終日
この日ディジョンを後にして、帰国の途に。飛行機を待つ間、ほんの少しだけパリ見物。
結局前の日に荷物をパッキングし終えず、朝にやる羽目に。(だから、ワイン、飲み過ぎだってば) |
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まずはパリ名物?の有料トイレを体験する。それにしても、有料トイレのコインは自動販売ではなく、売り子さんがいる。人件費でるのだろうか?といらぬ心配。 |
リヨン駅。 歴史を感じさせる建物 |
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ディジョンがよい気候であっただけに、パリが蒸し暑く感じる。そうか、今は「夏」だったのだ、と思い出す。 |
しかし、美術館の建物が少々立派でも中にはいらって美術品を見なければ、なんの価値もないではないか!。ひとり50フラン(800円〜900円)程度なので、後込みする教授の後を押してえいやっとばかりに強引に中に入る。(といっても見学時間はたったの40分しかない。) |
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その後、そこからすぐ近くで「モナリザ」が見えるというので、そちらに急ぐ。巨大なルーブルで40分の中で見ることができたのは僥倖である。 私は「モナリザ」という絵はそれほど好きではない。というより、好き嫌いを超えて、それはもう記号化され、使い古され、手垢がつきすぎたもののように思えていた。 印刷された「モナリザ」はすでにカレンダーの絵柄としてさえ陳腐だ。 しかし、ルーブルのガラスケースの中に納まったそれは、印刷され、記号化されたものとは全く別物である。美しく気高くもフェミニンな微笑。圧倒されるくらいの存在感。 |
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さて、長々と続きましたフランスレポート。最後までお付き合いいただいた方々に感謝します。
はっきりいって飲んでばかりでごめんなさいかも。ディジョンは本当にいいところでした。
完